2024年4月18日、全国の医師・歯科医師・獣医師63人が東京地方裁判所にGoogle LLC(米国本社)を提訴。請求額は144万9,000円(1人あたり約23,000円+訴訟費用)。弁護士は戸田総合法律事務所の中澤佑一。
被害の実態
- ある医師は「セクハラまがいの診察」「患者の声を無視する医師」という虚偽の口コミを受けた
- あるラーメン店は「スープにゴキブリ」という虚偽の口コミでGoogle削除に4ヶ月。評価は4件中2件が同一アカウントで2.7に。店は閉店に追い込まれた
- 医師は守秘義務があるため口コミに反論すらできない
「サンドバッグにされているようだ。」
— 原告の一人(医師)
「21世紀に現れた無法地帯。」
— 原告の一人(Googleマップを評して)
この事例が示すもの
プラットフォーム自体を相手取った集団訴訟は日本初、おそらく世界初。主な目的は賠償金ではなく、Googleマップの口コミシステムの問題点に対する社会的な認知を高めること。匿名で虚偽の口コミを投稿でき、削除されず、反論もできない——このシステムが放置されている限り、すべての事業者がサンドバッグになりうる。